重要なご案内

デジタル一眼レフカメラ 「EOS-1D X Mark II」 をご使用のお客さまへ「SanDisk CFast カードでの静止画撮影について」

平素はキヤノン製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
2016年4月に販売開始した 「EOS-1D X Mark II」 において、SanDisk CFastカードとの組み合せで撮影した静止画像で、下記の現象が発生することが確認されました。
本製品をご使用のお客さまには、ご迷惑をおかけしますことを謹んでお詫び致します。

現象

SanDisk CFastカードを、カメラ本体またはカードリーダーに装填してご使用した際に、SanDisk CFastカードに記録した静止画像の一部(下部)が異常となることがあります。
RAWおよびJPEG記録の両方で現象が確認されています。

※動画記録は問題ありません。
※CFカードへの静止画および動画記録では、本現象は発生しません。

原因

SanDisk CFastカード側に問題があります。カメラ側の問題ではありません。

対象製品

「SanDisk CFastカード」
SanDisk CFastカードは、以下のモデルが対象となります。末尾の “xxx” は販売地域により異なります。

  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxx)
  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxx)
  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxA)
  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxA)
  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxB)
  • SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxB)

対応について

SanDisk CFastカードに問題があることが確認されておりますが、キヤノン社におきましては、7月上旬に本現象を回避するためのカメラファームウエアのウェブダウンロードサービスを開始する予定です。

回避策について

7月上旬に予定している対策カメラファームウエアのウェブダウンロードサービス開始までの間は、下記の操作により、大切な画像の破損を回避することができます。

  • カメラの電源がオフ※1になる直前のデータ容量約16MB分の画像が異常となります。そのためオートパワ―オフを「しない」に設定した上で、撮影の最後に消去しても問題のない容量16MB以上の画像の撮影※2を行ってください。
  • ※1カメラの電源がオフになるのは、カメラの電源スイッチをOFFにする、カードスロットカバーを開く、およびオートパワーオフの設定で電源が切れた場合です。
  • ※2データ容量目安
    <RAW> RAW:23.2MB/M RAW:18.5MB/S RAW:12.7MB
    <JPEG> L:6.2MB/M1:4.3MB/M2:3.4MB/S:2.2MB

本件についてのお問い合せ先はこちら